改めて 恋は妙

恋は妙なものだ 薄暗い暮らしに
急に光を射し 色鮮やかにする
恋は妙なものだ 一人を選び出し
他の人全てを もっと他人にする

恋は駄目なものだ 違い夢に向かい
励んでた心を 直ぐヘナヘナにする
恋は駄目なものだ 実に薄っぺらで
中身の無い歌に 涙させたりする
恋はいつも 相手の中に 見つめてるよ 自分の夢を
愛は不思議 自分の中に 慈しむよ 相手の夢を

恋は嫌なものだ 胸底に勝手に
住み着いて家主の 言うことを聞かない
恋は嫌なものだ 昨日まであれほど
熱っぽかったのに 理不尽に冷え込む

恋は変なものだ 別れの深い傷
消し難い辛さも 時が葬り去る
恋は変なものだ また性懲りもなく
漸くの静かな 暮らしに忍び寄る
恋はいつも 相手の中に 見つめてるよ 自分の夢を
愛は不思議 自分の中に 慈しむよ 相手の夢を

恋は妙なものだ 時に愛に変わり
捨ててもいい命 永くあれと祈る
恋は妙なものだ 愛し生きることを
生き甲斐幸せと 錯覚したりする
錯覚したりする
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