Abnormal Subjectivity

小さくなるまで砕いて出来た 粉末状にした君の記憶
体のあちこちで 僕の中に流入

星が剥がれて落ちて 残ったカーボンの空に刻めない
描けそうもないチャート

異常性の主観性で君一人掴めず
錯乱まであと僅かだけ
互換性も補完性も何一つ無かったんだ
流れた血の色くらいかな
せめて夢でくらい 笑って
せめて嘘でも良い 笑って
見てるから

闇は多分怖いと思うけど 涙とかも誤魔化せそうな色
手に入らなかったなら夜明けを隠そう

意識の先の方でならまだ聞こえるんだ
その声 その鼓動とかも全部

壊したって溶かしたって 奪ったって廻ったって
奇跡なんてもう聞こえないよ
ここから眺めた絶望と地平線を
あとどれくらい忘れないかな
せめて夢でくらい 叶って
せめて一度で良い 叶って
悔しいから

壊したって溶かしたって 奪ったって廻ったって
奇跡なんてもう聞こえないよ
近づけなかった真実の君なら
僕をどう殺すの?

異常性の主観性で君一人掴めず
錯乱まであと僅かだけ
互換性も補完性も何一つ無かったんだ
流れた血の色くらいかな
せめて夢でくらい 笑って
せめて嘘でも良い 笑って
見てるから
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