乱れ酒

心に嘘を つきながら
生きてゆくのは 何のため
あなたに甘えて すがれない
自分の強さが いやなのよ
酔ってからんで 泣きくずれ
女ひとりの 乱れ酒

一夜(ひとよ)の恋を してみても
よけい哀しく なるばかり
優しい男は いるけれど
淋しいあなたが 欲しいのよ
酔って面影 追いかけて
女ひとりの 乱れ酒

真っ暗闇の 路地裏に
ひとりぼっちの 月がでる
あなたを愛して 愛し抜く
ほんとの強さも ないくせに
酔ってからんで 泣きくずれ
女ひとりの 乱れ酒
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