ゼロ分のゼロ

まるで逆説のデジャヴ 地上の荒野で
月が砕け散るくらいに 私の名を呼んで

半透明な光に隠される
Ah 誰かともう 比べて 自分を決めたくない
何を選ぶ? わからないよ 君しか浮かばないよ

ごらん信じたい明日は この道の果てに
もしも別れしかくれない 未来だとしても
まだ知らぬ定理 ゼロ分のゼロに望みを賭けて走れ

まるで逆説のデジャヴ 地上の荒野で
愛が枯れて渇くまえに 君の名を呼んだ
後ろにあるのは水のない海
まっすぐまっすぐ先へ 生きてれば逢える

感受性など…あるから 人間は
Ah からまる謎 互いに 縛りあい泣くのかな
誰が勝つか 誰も知らぬ 風だけが吹くだけ

そうさ 愛がなきゃこの身は 血と肉の空虚
きっと生まれ落ちた日から 解っていたんだ
君とめぐり逢い ゼロ分のゼロの迷路に落ちる私

嗤え 逆説のデジャヴ 孤独な旅路を
みんな迷い歩くカゲロウ 本能のままに
あの闇を抜けろ 不安引き裂いて
ひたすらひたすら甘い 口づけをしよう

いつか遠くなっていた キズナも見えないのなら
捨ててもいいさ… それで心が楽ならば別れると
あの夜 言ったね

君は予知夢より未知数 優しすぎる目が
余計責める感じがして 背中 向けたけど
定めさえない ゼロ分のゼロが命を導くから

まるで囁きはデジャヴ 遥かなるエコー
胸の痛み疼くときは 私の名を呼べ
も一度 毀れたこの星の上
名もない花が咲く日 抱きしめてあげる
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