Sword of Avenger II

貫かれた 闇夜へ響く 雷(いかずち)は 覚醒する
真実を叫び 戦場へ
駆け抜けてゆく 疑念の風が 四肢へ心へ 問いかけ暴れ出す
掴んだ腕を 嗤って斬り刻んだ 貴方を 許さない
毀(こぼ)れた剣
裏切りさえ正と化す 貴方を裁くなら
もがれた翼
黒く滲む世界の果てへ 消える
嵐の中 雷鳴は絶えず 降り注ぐ
まだ見えない 晴れ間は何処へ 続くのか
貴方の胸へ 振りかざす剣は
迷いを知らず 白く睨み付けて
淡い蕾を 嗤って唾を吐く
その目を 許さない
毀(こぼ)れた剣
傷つくほど生を受け 己を裁くから
もがれた翼
狂い咲く花びらのように 飛び立った
淀み渦巻く 疑念の嵐が
四肢に心に 宿りて暴れ出す
掴んだ腕に 嗤って火をつけた
貴方を 許さない
毀(こぼ)れた剣
裏切りさえ正と化す 貴方を裁くなら
もがれた翼
黒く滲む世界の果てへ 消える
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