口づけ

遠く茨の道さえも
貴方とゆけば頼もしい
繰り返す 一度しかない
夜と朝の口づけを

瞳交わしたあの日から
糸が絡んで外れない
繰り返す 一度しかない
夜と朝の口づけを

未だに思う
時 やり直せたら
揺れる 赤い花が
枯れなければいいのに

肩に担いだ悲しみを
明日に投げ打つ不安らと
繰り返す 一度しかない
夜と朝の口づけを

未だに思う
あの日 戻れるなら
揺れる 君の髪に
触れられればいいのに

遠く茨の道さえも
貴方とゆけば頼もしい
一度だけ を繰り返そう
夜と朝の口づけを
夜と朝の口づけを
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