ライバル

振り向けば 数えきれないほど
けんかと仲直り 飽きもせずくり返してた
想い出に変わり はじめて今
やっと気付いたのさ かけがえのないお前だと
もう若くないさなんて 言わないでくれ らしくもない
いつものように お前を憎いやつと 呼ばせてくれ

明日が晴れならいいけど
あいにく もし どしゃぶりなら
小さなこの傘だけど
一緒に入って行かないか…

もうよしなよ そんなにがい酒は
今ではお互いに 待つ人がいるんだから
なぐさめのつもりは ないけれど
いつも強い お前の生きざまが 好きだったよ
投げやりな お前の言葉なんて 聞きたくない
最後に笑えるはずと いつものセリフ 聞かせてくれ

明日が晴れならいいけど
あいにく もし どしゃぶりなら
小さなこの傘だけど
一緒に入って行かないか…

時代は流れてゆくけど
昔も そして 明日からも
おまえは いつでも 俺の
一番 てごわい ライバルさ…
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