太陽手に月は心の両手に

太陽手に 月は心の両手に 走った
こぼれる声 降りしきる雨の中も
握っていた 果かない夢の居場所を信じて
溢れてるのは 愛しい赤の涙

手のひらが 溶けはじめてる
夜明けまで 待ちつづけてた

なくしたものが 見つからないと
時間のない 彼女は言う
風は隠れて 泣いてた

太陽手に 月は心の両手に 走った
こぼれる声 降りしきる雨の中も
握っていた 果かない夢の居場所を信じて
溢れてるのは 愛しい赤の涙

振りかえる 影におびえた
くずれだす 肌の壁の音

終わらないこと どこかに在ると
こわれそうに 彼女は言う
枯れるまで 抱かれた

太陽手に 月は心の両手に 走った
こぼれる声 降りしきる雨の中も
握っていた 果かない夢の居場所を信じて
溢れてるのは 愛しい赤の涙
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