いま朝のうちに~かあさん~背伸びしないで

今!朝のうちに
こぼれる光をすくって
ポケットにつめよう
光のたりない朝のために
空は海と 海は露草と
青い青い色を わけあっていた
あの日の朝を おぼえていたい

今!夜のうちに
遠くの漁火すくって
ハンカチに つつもう
嵐によごれる 夜のために
波は船を 船はあこがれを
今日から明日へと 運んで行った
あのたべだちを 見つめていたい

これでいいの母さん
いつも振りかえる
ルルルルー ルルルルー
私がいる
私がいる
ルルルルー ルルルルー

これでいいの母さん
なぜかたずねる
ルルルルー ルルルルー
私でいたい
私でいたい
ルルルルー ルルルルー

私なりに 生きてみたい
いつも私なりに
背伸びはしないつもり
ルルルー ルルルルー
父さんや母さんのような
海や空が
ルルルルー ルルルルー
今も私にはある
ルルルルー

私なりに 生きてみたい
いつも私なりに
背伸びはしないつもり
ルルルー ルルルルー
父さんや母さんのような
土の匂い
ルルルルー ルルルルー
今も私をつつんで
ルルルルー
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