赤い靴

花が咲いたら靴を買おう
私に似合う靴を買おう
標識は止まれだけれど
居場所を求めて二段飛び

優しい人の言葉がきっと真実なのでしょう
それならば私はもう一度外に出よう
嫌われ者の西日だって私は大好き大好きだもん

優しい人の勧めるサイズが合うと限らない
それならば私は中敷一枚作ろう
名付けたオウムが逃げてっても
私は手を振る手を振るもん

花が枯れても靴を履こう
私に似合う靴を履こう
標識も進めなんだし
居場所を求めて五段飛び
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