星に雲に揺れる木々に

今夜も空を 羊が飛んでく
あったかい毛布にうずくまってみても
眠れない夜は きっと訪れるもの

窓の向こうの街の光や
夜道に響く 音の全ては
ほらここにいる
ここに生きてる
そんな風に聴こえてくるのよ

星に雲に揺れる木々も
大丈夫
みんな一人ぼっち

真夜中夢に 魘(うな)され目覚めた
悲しい 怖い を 一人で抱えて
誰にも言えず 少し不安な時は

夕暮れ空や 青い海原
春の香りに 優しい風
大切な人 思い浮かべ
瞳を閉じて 眠りにつくの

星に雲に揺れる木々も
大丈夫
いつも側にいるよ

時計の秒針は
チクタク小人の足音
夜空に浮かぶ列車で
明日へ出かけよう

窓の向こうの街の光や
夜道に響く音の全ては
ほらここにいる
ここに生きてる
そんな風に聴こえてくるのよ

星に雲に揺れる木々も
大丈夫
みんな一人ぼっち

星に雲に揺れる木々も
大丈夫
みんな側にいるよ
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