演歌みたいな人生だけど

男だまって 酒のむ夜は
なにも聞くなと 云うあんた
演歌みたいな 人生だけど
ついて来るかと 歌い出す

桜咲く頃
待ち人来るとヨー
宮のみくじも
ヨーホエー
吉と出た

浪花節だと
笑った奴に
解るもんかよ
義理人情
演歌みたいな 男だけれど
いつか花咲く 夢がある

旅の疲れを 寄り添いながら
羽根を休める 渡り鳥
演歌みたいな ふたりだけれど
夢を積荷に 舟を出す
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