Flower Shade Marching Song

花の山形紅葉の天童 雪を (チョイチョイ)
眺むる尾花沢 (ハ ヤッショ マカショ シャンシャンシャン)

そろたそろたよ笠おどりそろた 秋の
出穂よりまだ揃ろた

どこかで落とした 口笛がやってきた
踊る風にのって ゆらゆらやってきた
舞う傘に添えてみた ひらひら鳴っていた
止めないで衝動は 今しかないんだって

おらが在所ヘ来てみやしゃんせ 米の
なる木がおじぎする

目出度目出度の若松様よ 枝も
栄えて葉も茂る

少し照れたかんざしが 楽しげにゆれていた
踊る風にのって ゆらゆらゆれていた
話好きの提灯が 儚さを解いてきた
巡る四季の境界線 同じ光はないんだって
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