長良川鵜情

鵜飼(うかい)かがり火 乱れて揺れて
想い出かさねる 長良川
わたし わたし 一途な女です
たとえ世間に 指さされても
心ひとすじ 愛します

肩をいからせ 櫓(ろ)をこぐ舟の
船頭なやまし 長良川
わたし わたし 一途な女です
添い寝手まくら ほつれた髪で
夢をつないで 愛します

今日もあしたも 変わらぬ姿
流れも清(きよ)らか 長良川
わたし わたし 一途な女です
別れ紅(べに)さす あしたがきても
命ひとすじ 愛します
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