陽のあたる場所

愛にそむかれた あの日からなのよ
哀しみの影を まとって生きてる
人波さけて 裏通りゆくの
枯葉が散る中 どこまで歩く
あなたの暖かい 胸が恋しい
どこに行ったとて 二度と帰らない
陽のあたる場所は あなたと消えたの

街のウインドの 前にたたずめば
やせてはかなげな 私が映るの
涙も涸(か)れた さびしげな瞳
明日は南の 花咲く町ヘ
一人で発ちましょか すべて忘れて
どこに行ったとて 二度と帰らない
陽のあたる場所は あなたと消えたの
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