セラミック・ユース

あくびをひとつ
遠くの煙突へと
青く開いた
朝の空へと
やかんを火にかけながら
昨日は何をしていたっけ
ラジオの音が途切れ
よこ切る大きな機体が
横顔に影を落とした

パイロット、標的へと高度を下げろ

きみがうまれて最初にしたこと
それから毎日続けたこと

佇む小屋の
乾いたそのなかは
幽閉された
雨の国だよ
青い窓を隔てて
ずぶ濡れで踊った
レコードの針をあげて
傷ついた陶器の手から
音楽が流れる

きみがうまれて最初にしたこと
それから毎日続けたこと
きみがうまれて最初にしたこと
受話器を置いて最後にしたこと

パイロット、標的へと高度を下げろ
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