午後の浜辺で

ヨットを眺めては
まぶしそうに微笑む彼に
愛しさがあふれる
午後の浜辺 手をつないだら
Ah… ぬくもりにつつまれた指が
捜してしまう
いつか愛したあなたのことを
愛はなぜ 光を与えながら
なぜ 影を映し出すの
いま 凪の海が揺れてる
私のように なぜ
引き潮の入り江で
見つけたちいさな貝殻は
あのときに落とした
私の涙の化石かも
Ah… 何気ない仕草にも 彼の
優しさ感じ
そしてあなたと比べてしまう
愛はなぜ未来に急ぎながら
なぜ 思い出にたたずむ
ただ さざ波が打ち寄せる
痛みをつれて なぜ
Ah… またいつか来ようねと 彼が
ささやくけれど
うすろめたさに瞳をそらす
愛はなぜ 光を与えながら
なぜ 影を映し出すの
いま 凪の海が揺れてる
私のように
愛はなぜ 光を与えながら
なぜ 影を映し出すの
いま 凪の海が揺れてる
私のように なぜ
×