ターミナル

気付いたのは失くしたそのあとで
振り返れば風が鳴いた

消えない声がいつまでも胸に触れて輝いている
交差してくことのない線でも
いつか、どこか、辿りつくだろうか

希望はいつしか
理想と現実 取り合って
どちらにも染まれない僕は
日々に呑まれた

例えば、あの時君が…

消えない声が今も問い掛ける 僕を試すように
その感情 行き着く先には君が望むものがあるのか、と

風が凪いだ
遠くに唄がある
君がくれた眼差し共に

消えない声がいつまでも胸に触れて瞬いている
交差してくことのない線でも
いつか、どこか、辿りつくだろう
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