背中に向けてひとりごと

春を忘れず 花が咲き
夏に吹かれて 祭りの灯
ありふれた城下町
ここが ふるさと
出て行く お前を止めはしない
背中に向けて ひとり言
たとえお前が ふるさとを捨てても
ふるさとはお前は捨てはしない

秋はもみじで 燃える山
冬がすべてを 眠らせる
ありふれた北のまち
ここが ふるさと
出て行くお前を止めはしない
背中に向けて ひとり言

たとえお前が ふるさとを忘れても
ふるさとは お前を忘れはしない
たとえお前が ふるさとを忘れても
ふるさとは お前を忘れはしない

出て行くお前を 止めはしない
背中に向けて ひとり言
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