微かな情熱

いつかここにきて 夕暮れを感じてた
ふたりの命が 波打ち際輝いて
わたしの人生が 微かに震えたの

いろんなところへ 何度も旅してきた
出逢えたすべてが いままでの生きかたを
ささえてくれたけれど いつも独りだった

かんたんなことなのに 人はなぜ時に間違うの
明日のゆくさきを
気づかずに傷つけたひとは今
わたしをゆるしてくれるの?

たどりつく場所が みつからなくてもいい
夕焼けのなかで 今はただ信じよう
わたしのなかで光る 微かな情熱を

ふたりの人生は あのとき離れたの

かんたんなことなのに 人はなぜ忘れられないの
昨日のまぼろしを
果てしなく狂おしく
求めあった愛を失くして生きるの?

いつかここにきて 夕暮れを感じてた
答えはなくても 今日からはみつめよう
心のおくにともす 消えない情熱を

わたしのなかで光る 微かな情熱を
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