あなたからさよならを言って

くよくよしてるのは 私じゃないわ
男のあなたから 決断してよ
半年前あたり 秋風ふいて
やがてはこころまで 凍えてきたの
この街のやさしさが あふれてる並木道
好きだったの ずっとずっと くらしたかったの
私はひとりになっても 充分くらせるわ
あなたから さよならを言って

ひとりのときならば わがまま言えた
ふたりのくらしから 個性が消えた
あなたはいい人よ だれもが言うわ
自分を出せないで 悩んでいたの
すぐにでもあたたかい 南風ふいてくる
私ひとり そっとそっと 部屋を出て行くわ
あなたはいつもの調子で 酒でものんでてね
さりげなく さよならを言って

この街のやさしさが あふれてる並木道
好きだったの ずっとずっと くらしたかったの
私はひとりになっても 充分くらせるわ
あなたから さよならを言って
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