オレンシの風

オレンジの夕陽が いま街を染めてゆくね
あなたの輪郭も やわらかく縁取って

ただ並んで歩くだけで あたたかいきもちになる
どんな強い言葉よりも また勇気くれる気がする

お願い ずっとそばにいれたら
こうして どこまでも歩こう
明日も 笑っていたいね
きっと 私が守るよ
手のばせば そこにあるしあわせが
消えないように やさしい風の中で

さびしさや不安が 瞳曇らせるのなら
長い影の中に 脱ぎ捨ててしまえばいい

何もかもを欲しがるほど もう子供じゃないけれど
当たり前の何かさえも 諦めるなんて悲しい

僕らは ずっとそばで生きてた
いつか 大人になったね
不意に あなたが言うから
ぎゅっと 泣きそうになるけど
想い出になんてできない だから
終らないで 長い道よ 永遠に

ずっと 同じ夕陽みて
こうして 分けあえるように
そして みんなでいたいよ
I believe あの頃のように

ずっと そばにいたいよ
こうして 道は続いてる
明日も 一緒に生きたい
きっと 私が守るよ
手のばせば そこにあるぬくもりを
抱きしめたい やさしい風の中で
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