俺の血が騒ぐ

遠い霧笛が ささやくように
俺を呼んでる 港の夜風
海のにおいに 切なく燃えて
星が飛ぶのに すべてを賭けた
俺の心を誰が知る

船の別れは 寂しいものさ
涙ぐんでた 可愛いあの娘
泣かず忘れろ やくざな俺は
夢をさがして 船から船へ
海にひかれて 行くだけさ

波に揺られて さまよう鴎
俺も気ままに さまよい鴎
海をねぐらと 心にきめて
流れ流れて 涯てない海を
どこへ流れて 行くのやら
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