ひとつの願い

僕らは進んでく ひたすら走ってく
誰もが思い描く 楽園を目指して

身を守る すべさえも 知らないままで
裸足でも 無力でも 近づいていく

永く永く 険しい旅 それでもかまわない
ただの狭い檻の中で 生きていたくはない

神様もしいるのならば 願いを叶えて
たった一度 旅立ちのベル 響かせて

道は続いていく 傷は増えてくけど
罪も過去も全て 受け止めて育てよう

抱きしめた 想い出は 希望に変えて
沸き上がる 水のように 自由に生きる

戦うのも時にはいい 何かを守るなら
止められないこの心に 嘘はつきたくない

神様もしいるのならば 願いを叶えて
たった一度 旅立ちのベル 響かせて

誰かが呼ぶ声を聞いた 懐かしい歌声
目を閉じれば 大事な愛 楽園は胸の中

その場だけの飾りものは すぐ 朽ちてしまうよ
辿り着けば 自分の手で 鎖を外せるだろう

神様もしいるのならば 願いを叶えて
たった一度 旅立ちのベル 響かせて
×