海と空の夢

静かな海の底で 夢をみる地上の空
触れあう その温度を いつの日か感じたい

泡になって 昇ればいい
例え全てを失っても構わない

碧い海を見ていた 夢をみる海の中
憎しみのない世界 いつの日か感じたい

石になって 沈めばいい
例え全てを失っても構わない

無い上がる光る泡の群れ 沈む石
二つすれ違う夢 見ていた夜

眠る私 うつろな影
分かってるんだ 夢は醒めて朝がくる

光に 幻に変わる 甘い 余韻
今日がまた始まる この場所で

身体に微かに残ってる 水の音
今日がまた始まる 朝を連れて

満ちてく 三日月のように 眼を開けて
そして 朝に消えていく この場所で
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