名もなき道

過ぎてしまった足音はもう
誰にも聞こえないけど
今は今の風の中をただ
歩き出そうと決めた

生まれた場所も育った街も
違う僕らが出会った不思議こそが
奇跡の始まりさ

瞳の奥で過去から未来へ続く
名もなき道を僕らは歩いてる
戦いながら迷い立ち止まりながら
歩いてゆく その足音が聞こえる

やがて響く足音はまだ
誰にも聞こえないけど
雨雲が晴れた先に ねえ
どんな空を見つけようか

百の不安も千の勇気で
乗り越えて行く その先に広がった
景色を見にゆこう

東へ西へ南へ北へと伸びる
名もなき道をどこへだって行ける
誰かがつけた鎖なんて引きちぎって
自分で引いた境界線をまたいで

瞳の奥で過去から未来へ続く
名もなき道を僕らは歩いてる
戦いながら迷い立ち止まりながら
歩いてゆく その足音を響かせて
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