Roadshow

仕事に阻まれた 約束のロードショー
君のつよがる声が 胸の奥をしめつける
僕らが見つめてた 理想のイメージは
急ぎ足のカレンダーに 置いてけぼりのまま

あの夏 降りだした雨 傘の中
はにかむ君の横顔に キスをした

坂道はどこまで 続いてゆくのかな
その先に楽園は 本当にあるのかな
君を見つけたのは 決して偶然じゃない
映画にはならないけど 二人だけが
描きだすストーリー

胸のポケットから 取り出した Card Case
色が褪せ 消えかけた 君の文字を心に
向かい風のなかで 押し戻されようと
僕をずっと信じて 待ってくれる人がいる

気づけば 降りやんだ雨 傘を閉じて
照れてる やわらかな肩を 抱き寄せた

喜びが僕らをつつみ込む その瞬間(とき)
君は太陽の下 どんな風に笑うかな
気ままな夕立も 置き忘れた傘も
映画にはならないけど 二人だけに
刻まれたストーリー

坂道がどこまで 続いてゆこうとも
分かち合う道のりが 明日を変えてゆく

愛しさを紡いで 想い出を重ねて
たどり着く楽園は 地図にはないけれど...
君を見つけたのは 決して偶然じゃない
映画とは違うけど 二人だけが
描きだすストーリー

虹の空に 描きだすストーリー
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