SPiCA SPHiA

瞳閉じれば また続きから
メインアクトになれるよう 君の中に閉じ込めたスピカ

有酸素の世界で息が出来ない
満場一致称賛の 死魚眼が集う

きっとこの場所には 真実は落ちてないのだろう
やっと気付いたよ 無酸素の海へ飛び出す

瞳閉じれば また続きから
メインアクトになれるよう 君の中に閉じ込めたスピカ

きっと同じように 幼い頃を知らない
ずっと同じ時間 擦り切れた針に何を思う

夜が明けて
動かない手足を ただ見つめるだけの時が長い
心なんて宿さなければ

手を伸ばしても届かないよね
「教えてあげる」
最初に君の中に隠しておいた 星の輝かせ方
厚く重ねたブリキの殻を剥いで
無重力の海へ
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