ひたすら駈けてた 少年時代の写真
ひとり暮らしの部屋 聴いてた歌
学生仲間と 語り合い乗り損ねた
終電の後の 都会の風

それぞれにふるさとを
抱きしめて生きてる
それぞれにゆれていた
ふるさとへの思い

鼻眼鏡をかけ 新聞を読んでた父
母が愛した場所 南向きの部屋
みんなの笑い声 夕食に集う家族
支えあって暮らした あの日の家

それぞれのふるさとを
抱きしめて生きてる
それぞれにゆれていた
ふるさとへの思い

心を通わす 人と暮らしはじめた
遠い町で見上げる あの日の空
二人で歩こう 明日に続くこの道
心の中に建てた 希望の家

心が帰る場所
それは遠い記憶
心が向かう場所
それは近い明日

新しいふるさとを
創ろうよ一緒に
新しいふるさとが
夢を見せてくれる
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