水面上のアリア

水は夜 飛沫上げる聞こえる音
暗いプール人影ひとつ見下ろしている

沈んでいく水のなか
眠っている君と目があった
家の屋根が見えるかな

心配ないさ 夜は僕の背中にある
カウチのそば流血の痕

沈んでいく水のなか
眠っている君と目があった
家の屋根が見えるかな
今 2階の窓が開く

僕はもういないものとして生きていた
もう既にいないものとして生きていた
君はそう手を伸ばして揺れていた
水面を越えてしまってはダメだ

沈んでいく水のなか
眠っている君と目があった
家の屋根が見えるかな
星が眩しい
今 2階の窓が開く

僕はもういないものとして生きていた
もう既にいないものとして生きていた
君はそう手を伸ばして揺れていた
水面を越えてしまってはダメだ
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