孤独のルール

国道沿いの小さな部屋できみは暮らしていた。
車の音で寝られないのと夜更かしを重ねて。

大人らしく髪を染めたのに気づかない?と僕を責めたね。

僕らはあの日々を忘れてしまうだろう。
それでもこうしてなんとかなってる。

街が変われば人も変わって季節も変わるもの。
孤独のルールを学んだきみはもうあの部屋にいない。

僕らはこれからも迷ってしまうだろう。
それでもいつかは笑い合えるように。

国道沿いの小さな部屋は駐車場になってた。
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