二人の空

街は夜明け近い霧の中 月が白い空にうかんでる
まだ答えを見つけ出せずにいるボクらを笑うだろうか?

ちらかして放り投げたままの夢が 今になって胸の奥につきささる
どこまで歩いたらたどりつけるの?

あの日 見上げた星空を思い出す
2人まだ見ぬ未来だけあの空に
問いかけて 問いかけて
同じ季節をくり返しすごしては
声にならない約束をこの胸に
抱きしめて 抱きしめて
手と手つないでは強く抱きしめて

遠い記憶の中鮮やかに 君の笑顔がまだ残ってる
なぜ 時々思い出すたび ねぇ こんなに切なくなるの?

何気なく過ごしてきた日々がまるで
あわのように消えてしまうのはどうして
涙をぬぐったら空は晴れるの?

朝が来るのを今もまだ待ちわびて
2人描いた夢の続きをいつか
話したい 話したい
どんな時でも目をとじて願ったら
君が笑顔であらわれる気がしてた
いつまでも いつまでも
そばにいられたら 2人いられたら

朝やけ まぶしく街並みをてらして
少しずつ だけどゆっくり背中おすように今日が動き出す
×