新しい窓

窓の外見つめてる
佇んだ乗り物達
霧の中から僕に合図した
それは点滅だけの合図だった
なぜか僕はただ
黙ってみてしまう
飛び立つときは今かもしれない

窓の外見つめてる
佇んだ乗り物達
ひとりふたりと夜に消えていく
僕ももうすぐここを飛び出すんだよ
なぜか僕はただ
黙ってみてしまう
点滅のそばに君がいて

なぜか僕はただ
黙ってみてしまう
点滅のそばに一本の光が
あるんだとわかった
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