フユコイ

なんて切ないんだろう 時間が出した答えが 胸を締め付ける
おはようの声と 頭にポンと置かれた手は大人の香りがしてる気がした

教室の窓 いつも見てたあなたは きっと今も気づいてないよ

さようなら 春が近づいてあなたに会えなくなるんだね
伝えたい この気持ちだけがずっと言えないままでした
本当はすごく寂しいんだよ ほらねすぐに涙が溢れた

なんて切ないんだろう 当たり前の毎日が 変わっちゃうみたいだ
放課後の度に 探しまわった廊下はもう思い出の色に深く染まった

二人で歩く時間も無くなる事 想像すらもしていなかった

さようなら 叶わない恋と知っても想い続けてる
伝えたい この気持ちだけは最後まで言えないままでいい
あの笑顔思い出す度に 胸の奥がチクリと疼いた

優しい記憶消えないように
哀しみだけをぎゅっと胸に閉じ込めたなら
前だけを向いて行ける?

さようなら いつか話すよ その時まで
帰り道 一人でそっとつぶやく「好きだよ。きっとそれでも」

さようなら 春が近づいてあなたに会えなくなるんだね
伝えたい この気持ちだけがずっと言えないままでした
本当はすごく寂しいんだよ ほらねすぐに涙が溢れた
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