明日 明日の風が吹かずに
また 不安が僕を襲っても
となりに君は居ない
もう 別々の二人

いつもは通らないように避けていた
この回路にまんまと捕まって
往復しては 傷をえぐってる
無音の悲鳴が脈打ってる

気が付けば 癒しばかりを求めてしまって
その胸の痛みに気付いてやれなくて
どう転んでも 悪いのは僕なんだよ
柊の季節 君と歩いてた

仕事が終わる時間に合わせて
コンビニで待ち合わせをして
味気の無い弁当を買うだけ
手を繋いで帰るだけ

口を開けば 愚痴ばかりを並べてしまって
退屈な人だって決めつけたりして
どう探しても 君は居ないんだよ
柊の季節 君と笑ってた

未来から逃げたくなるような事実に
色を着けて メディアは煽り立てるけど
どんなに君を案じても
祈る事でしか 僕はもう 君を守れない

あるべき姿に戻っただけなんだよ
君と居た時間が奇跡だったんだよ
どう悔やんでも 後の祭りなんだよ
柊の季節 君と歩いてた
あの道の上 ただ手を繋いで
その笑顔を横に

明日 明日の風が吹かずに
また 不安が君を襲うなら
僕が傍に居るよ なんてね
別々の二人
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