銀座小路

軒(のき)は低いが 小粋な店が
のれん並べる 金春小路(こんぱるこうじ)
ここはお江戸の 人情が
いっぱい溢(あふ)れて いるところ
嘘じゃなかった 本当なのね
ほっとしてます あなたに逢えて

風に舞い散る 木の葉のように
心許無(こころもとな)い 来(こ)し方(かた)でした
甘い言葉に 騙されて
何度も懲りずに 泣いていた
愛に育たぬ 恋しちゃ駄目と
やっと分かった あなたに逢えて

年が明けたら お札所(ふだしょ)巡り
おれと一緒に 行こうじゃないか
お酒注(つ)ぎ分け 云う人に
涙がこぼれた 大晦日
こんな私で いいのでしょうか
夢がひらいた あなたに逢えて
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