小さな瞳

ねえ、覚えてるかい? 貴方に誓ったあの言葉
「いつからだろう、こうなってしまったのは」 そう呟いてため息一つ
そんな僕は無責任すぎて 人間一人守れやしないんだ
愛してない訳じゃない 愛してない訳じゃないよ

一番傷ついているのは 僕じゃなくて
きっと貴方の方なんじゃないかって 思い出すと眠れなくて
小さな瞳にこらえた涙が くしゃっと笑ったその顔を
静かになぞってきえた

貴方が眠れなかった夜を 僕は知らなかった
悲しかったかい?切なかったかい?寂しかったかい?
もうがんばらなくていいよ そう、そうやって笑ってて
傷ついてるはずなのに 気づいてやれなくてごめんな

今日も傷ついていたのは 僕じゃなくて
きっと貴方の方なんじゃないかって 愛してるだけじゃだめなんだ
小さな瞳にこらえた涙を 受け取る準備はもう既にできているんだよ
いつもごめんね

一番傷ついているのは 僕じゃなくて
きっと貴方の方なんじゃないかって 思い出すと眠れなくて
小さな瞳にこらえた涙が くしゃっと笑ったその顔を
静かになぞってきえた
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