遥かなすぐ近くに

写真のくやしがる顔 かすかに聴こえる泣き声
乾いた風を追い掛け あれは僕じゃなかったか

言葉を一つ覚えると 心を一つ失くして
嫌だと思うことにも 睨みながら近づいた

一人で見てる海は銀のしぶきが散る
膝をかかえた指が節くれだってる 何故だろう

遥かなすぐ近くに何かが待っているの?
目を開けて見えるものが本当の分かれ道 試される
愛した君のことを何度も傷つけたね
あの痛み 逃げた日々を思い出させてくれる さよなら

僕には見向きもしないと思った 君もチャンスも
わずかに掴みかけると 別の夢をさがしてた

水平線の上を時間は流れるのに
未来へ向かう時間に僕は駆け寄って 流される

遥かなすぐ近くに誰かが待っているの?
目を閉じて見えるものが未来だと信じない
果てしなく 綺麗に守るものや優しい嘘の数で
人並みに合わせようとしたこと もう止めよう さよなら

あの痛み 逃げた日々を思い出させてくれる さよなら
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