一枚の葉

きっと誰も どんなときも
それぞれの風に 吹かれてる

春の光 そよぐ梢
ひとは一枚の葉っぱのようだね

駅の広場 バスは走る
ビルの谷を飛び交う燕
舗道に咲く白い花

空は青く 雲は流れ
明日はどこかにあるのかな
きっと誰も どんなときも
それぞれの風に 吹かれてる

古い店の珈琲の香り
いつのまにか空き地になった
映画館のあった場所

遠い涙 響くことば
思い出はどこへ行くのかな
胸の振り子 揺らすような
懐かしい風に 立ち止まる

道の続き 巡る季節
また誰かに逢える

空は青く 雲は流れ
明日はどこかにあるのかな
きっと誰も どんなときも
それぞれの風に 吹かれてる

遠い涙 響くことば
思い出はどこへ行くのかな
きっと誰も どんなときも
それぞれの風に 吹かれてる
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