ウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくないぜ

振り返ってみれば僕は
誰かの色に合わせファッション
機転効かし
取っ替え引っ替えして
居場所築いたカメレオン

マイコンフィデンス崩壊してる
自分を隠し着飾った
スマイル張り付けたまんま
墓地へ不満を持って行くのかい?

他人の顔ばっか気にして
生きるのは勘弁だ
社会に屈服しないでいたいんだ

だから
ウォールペーパーミュージックじゃ
踊りたくないぜ
とは言え僕は
上手く世間の流れに乗って
ステップ踏んでいる

ウォールペーパーミュージックが
流れても僕の
心の奥の百獣の王
深い眠りから目覚めぬまま
寝返り打っている

テレビジョンが利用している
スターを真似て
シニシズムで
自己主張した気になったって
居場所を変えたカメレオン

フラストレーション肯定して
自分の無力を正当化
ルサンチマンを飛び超して
ありのままの姿でいたい

自分に嘘ばっか付いて
生きるのは勘弁だ
世界に屈服しないでいたいんだ

だから
ウォールペーパーミュージックじゃ
踊りたくないぜ
とは言え僕は
温室的な自由に沿って
ステップ踏んでいる

ロックンロールミュージックが
流れれば僕の
心の奥の百獣の王
目覚め
鎖を噛み砕いて
踊り出して

ウォールペーパーミュージックじゃ

だから
ウォールペーパーミュージックじゃ
踊りたくないぜ
とは言えきっと
明日も社会の型に嵌った
ステップ踏んでいく

ソウル飼い馴らされた
羊として百年
生きていくよりも
本当は僕も
この一瞬をライオンの様に
凛々しく
もっと自信を持って
ありのままの自分でこの世界
強く生きていたい
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