オーロラの空から見つめている

北から風が生まれる
番(つがい)の鳥 水辺に遊ぶ
あなたはうつむいたまま
髪に指に囁く予言(ことば)
気づかないの?
オーロラの布(きぬ)が広がる空で
こうして見つめてる
紫と青が重なるところ
わたしは氷の粒 星の破片(かけら)

それでも時は来るから
はばたきかた忘れてしまう
その前に
オーロラの裾(すそ)で道を示すよ
いつでも想ってる
あなたが扉を探せるならば
わたしは炎になる 光に変わる

―あたたかな冬毛(ふゆげ)
身体を預けて眠ってた
あの日あの時を
そっと閉じ込めていたいけど
氷の中に―

オーロラの布(きぬ)が広がる空で
こうして見つめてる
オーロラの裾(すそ)で道を示すよ
いつでも想ってる
あなたが扉を探せるならば
わたしは炎になる 光に変わる
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