黒目がちな少女

さすらっていた 中野の駅前
夕方はもう近い ハラヘってしょうがない

ラーメン食らって走り出したい

信号が変わる すれちがう人の数
いろいろな人がいるもんだ

派手に転んで ぶっ倒れて
俺は初めて 都市の匂いを知った

少女が黒目をきょろきょろさせて 何かを探していた

犬が俺に歌った 感覚が笑って
俺はまた酒が飲みたくなって
家に帰る 家に帰る
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