学生の初恋的な

夕暮れの放課後 ひびく鐘の音に ざわつく教室
「あっ!あとでメールするね!」そう言って君も
飛びだして行った

なんだかんだいつも 思わせぶりな君が
気になって しかたないんだ

振り向いた 君のその横顔に あの日僕は恋したんだ
たくさんいる人の中 僕を見てた気がした
最上級の追い風「勘違い」を味方にして
告っちゃったり しちゃったなら 楽になれるかななんて
なんかダメみたい 君を想うと 眠れないんだよ

「ねえメールの返事は?」口をとがらせて 君はふてくされる
んーみじかすぎるかな?
悩んだあげく寝落ちとか言えやしないよ

今日は返してね!ってゲンコツ叩くポーズ
ホントどういうつもりさ

忘れてた!宿題写させてって 二人の距離5センチ未満
もしかして 僕に気があるかもなんて 思っちゃうじゃん
最高級の追い風「思い込み」も味方にして
付き合ったら どうなるとか 考えてニヤニヤしてる
もうねダメみたい君を想うと こわれそうだよ

あふれそうな 僕の胸の鼓動 ふいに君の手をつかんだ
沈む夕日 響く声 二人の時間がとまる
最上級の「追い風」転んじゃったってかまわないよ
やわらかな風が吹く 凍りついていた時計の
針が動き出す 君の返事は…
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