心のかけら

ゆらぐ足跡 踏みしめ
回り道で 風を追い越す 午前2時
探し物は 何処

見上げた青空に 重ねた
両手に輝いた 彼方の陽

幼いあの日
大事な心のかけら 落とした
下り坂 見下ろす
懐かしい匂い

忘れた景色の色彩は
遠くから眺めた 色眼鏡

今 手にした この温かさ
昔 信じた 優しさを思い出す
×