凸凹

いわば君と僕は「太陽と月」の様なもの
同じ場所で輝けない関係性
男女が凸凹で成立するなら 間違いなく僕は凹
知的で秀才 聡明な君は四角形な完璧

煙で溢れる騒がしい焼き鳥屋が好きな 僕
お洒落で静かなイタリアンが好きな 君
よく喧嘩したね

恋は1人でも出来る事だけど 愛は1人で感じられない
僕の四角形 埋めたのは君

君は夢を叶える為 僕から遠い街へ
複雑な気持ちを押し殺して 君の未来願う

それでも小さなすれ違いが大きな溝を生み
「想い」の強さが「不安」の弱さに 負けてしまいそう

恋は1人でも出来る事だけど 愛は1人で感じられない
僕の想いが重くて沈むなら 君の幸せや笑顔を願って
僕がこのボートから降りる
向こう岸に着いたら 笑顔で手を振ってほしい

いつも凛とした君 ふいに見せるアンバランス
抱き寄せ感じる 華奢な素顔に奮い立つ
長く深く続く愛が 報われない愛だったとしても
君の「未来」を守りたいんだ

まぶたを閉じれば また会えるね
月は沈み 太陽が昇る
最後に出来ること
「サヨナラ」を告げること

誰かを好きになる事が こんなに痛い意味が初めて分かった
~心をちぎり 捧げ 想うから~
僕がこの場所に植えた花の種 いつか咲き乱れますように
君はやっぱり僕の 太陽の人だったよ
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