アーバンライフ

ヘッドライト流れてく
消し忘れたタバコに今更気が付く
甘い物で腹を満たしたような
うざってぇ満腹感で目が覚めて
もう一回夢ん中へ

触れたいだけ他に何もない
それでもいいって暗黙の上
天国行きの沈黙の中うわずった声で
触れたいだけ深い意味はない
お互い何を望む訳じゃない
始まりのない関係には終わりもない
痛みもない

時間さえ置き去りにして
どっちがどっちの身体か分からなくなるまで
舐め合うべき傷も忘れて
無我夢中で何を探して
何を確かめ合っているんだろう

身の上話も飾る嘘もここにはいらない
心も必要ないの 嗚呼
知らない事ばっかりだって二人はここにいて
掛け替えのない毒入りの真実を確かに共有している

触れたいだけ他に何もない
それでもいいって暗黙の上
天国行きの沈黙の中うわずった声で
触れたいだけ深い意味はない
お互い何を望む訳じゃない
名前を持たない関係に君はいない
僕もいないんだ
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