南十字星(haimurubushi)

母なる大地 はるか遠く 今は夢の里よ
深く碧き うねり越えて 見知らぬこの町へ

我を導きし あの星は高き雲の彼方
愛しいあの娘 あしびの浜 今 祭りのころか

エンサーの太鼓が響く 暮れ行くあの空へ

踊れやシャンシャン 騒いでジャンジャン
浜さに皆々出ておいで
歌えやファンファン 手たたいてタンタン
火の粉舞いのぼる 天高く 愁いよいずこ

熱く甘く 降りそそぐ雨 優しき島風よ
我を想い うつむく百合の 涙ぬぐい去らん

遠く夢見た 銀の都 見果てぬ 逃げ水か
雲の切れ間 かすかに響く 懐かし祭りの音

ハーリーの合図に踊る 波の神々よ

たたえよシャンシャン 飲んでさジャンジャン
嵐もやさし 夢の浜よ
輪になってサーサー はしゃいでタンタン
天女舞おりる 花の島 祈りよ遥か

踊れやシャンシャン 騒いでジャンジャン
浜さに皆々出ておいで

たたえよシャンシャン 飲んでさジャンジャン
嵐もやさし 夢の浜よ

シャラ ララ ララ シャラ ララ ララ
夜空 うめつくす 金の花

シャラ ララ ララ シャラ ララ ララ
愛が咲きほこる ふる里へ とどけ想いよ
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