蝶々ノコナ

君が出ていった部屋には かすかに香りが残っている
グラスについた紅いアトが 僕の価値観を壊していく

考え出すとキリがないから 疑問符は付けない事にした
君の特別であるために 出来ることはなんだろう

仕方ないでしょ 分かっていても 蝶々の粉にハマってく Oh!
愛のワナだって言われても 魅惑の味を覚えたら
手を伸ばしてしまう 堕ちた僕はトリコ

君が居なくなったなら 僕は立つ事も出来ない
やさしくカラむその指先が 僕の本質を狂わせる

人並みの幸せなんかより この手に収めたいモノがある
それを夢物語と言うなら 叶えてみせましょう

バカげてるでしょ? 笑っておくれよ 路頭に迷った羊を Oh!
溺れるなよって言われても 果実を一度齧ったら
血液に溶けて 君が深く潜り込む

想いの丈を クチに出したら どんな顔して 君は応えてくれるかな Oh!
どうにかして僕がその檻から 救い出してあげたいんだよ
君が望むなら全部捧げましょう

愛が欲しいなら ザクロを一つくれないかい? Oh!
僕の手で搾ってあげるよ 口移しで召し上がれ
飲み干した瞬間に 君もきっと僕とイコール
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