より

死んだ花に生かされた 名前も知らない花
澄んだ空が僕を生かす いや澄んでるのかはわからない

様々に生かされて今日を越す 未来に抱かれた光

鮮やかに香る花も 青さに耐える空も
意味も無く笑い合う日々も 囁き合える愛も
死の向こうには何も無い 僕はそのように思うのです

死んだ人に生かされた 声も知らない人
瞬く星が僕を生かす まだ生きてるのかはわからない

命を捧げた人も 届きそうもない星も
真夜中にすすり泣く声も 支えてくれた胸も
死の向こうには何も無い 僕はそのように思うのです

あなたにも終わりは来るけど その日まで生きていく
あなたにも雨は降るけど 傘なら持って来たよ

これから歩き出す人も もうすぐ終える人も
終わりを迎えるその時に 笑っていれるように
意味も無く笑い合おう 言えるなら声に出そう
その手は優しく撫でるように 支えになれるように
死の向こうには何も無い だから僕はその時まで…歌う
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