エンドルフィン

少し 風邪 引いた だけど 一人きり
明かりも 点けずに ここは 海の底

電話が 鳴るたびに よぎる キミの顔
気まぐれな 呼び出し
終電なしでも おかまいなしで
家を 飛び出した

二人 イルカになって 波打つシーツの上で
あっちヘダイブ そっちでアイブ
水しぶき 飛ばして

さらけ出す 本能と 雲隠れした 本音
快楽の 向こう側
朝日が 昇ったら お別れね

また 笑顔で 手を振る
あたしが 痛いよ

愛が ほしくって それだけじゃ ダメで
愛してくれないなら
誰でもいいよ そんなの嘘よ
あなたが ほしいよ

一人 イルカになって さざ波シーツの上で
子どもみたいに 泣いていた
泡に 消えてしまいたいや

大嫌いな キミの 身勝手も 許して
あげましょう 好きにして
ただ そばに おいてくれるのなら

それ以上 望まない
望めない 痛いよ

二人 イルカになって 波打つシーツの上で
あっちヘダイブ そっちでアイブ
水しぶき 飛ばして

さらけ出す 本能と 雲隠れした 本音
快楽の 向こう側
また 哀しみが 待っているから

一緒にゆこう エンドロール
その先で キスして
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